まつりの呼吸 ①

日本では高度経済成長も成し遂げ人々の生活が安定してきた頃から、健康への関心も高まりその中で呼吸の大切さも言われるようになりました。現代人の呼吸の浅さがさまざまな症状を生みだしているという見解のもとに、ヨガやいろいろな身体トレーニングに呼吸法が活用されています。そうした呼吸法の多くは自律神経のバランスを整えて身体をリラックスした状態に保つことを意図して行われます。

からだはうすの呼吸法はそうした一般的な呼吸法とは全く異なります。喚起的な音楽に乗って激しい呼吸を1時間、その後ゆっくりと深い呼吸を1時間くらい続けます。とにかく体全体を使ってダイナミックに吸ったり吐いたりを続けます。その過呼吸は意識のコントロールが効かない状態を作ります。
私たちの生活はほとんど意識のコントロールによって営まれます。人為的に作られた私たちの社会はルールや規則が網の目のように張りめぐされています。暗黙の使命感や善良な社会的要請に応えようと意識は奮闘しています。職場でのプレッシャーもあります。人間関係においては言葉使いや態度、相手への気遣いも必要になり気が休まる暇もありません。そのように私たちのストレスは意識コントロールの過剰さから発生しています。

身体生命は人間が人工的に作ったものではありません。まさに、自然界の奇跡の一部として人類が登場したわけですが、そういう意味でこの身体は自然そのものです。これほどに地球の隅々まで人の手が加わった現代においては、身体は最後に残された自然だと言う人もいます。からだはうすの呼吸法は自らの自然界である身体を医学的(解剖、生理、病理)な見地からではなく、感覚や感情を通して自己の内面に潜り込み、自然体としての自らを開いていく為に行われます。

三鷹 整体治療院「からだはうす」

1984年心身のメカニズムを探求する場として「からだはうす」を開設。 整体治療による施術を中心に呼吸法、ヨガ、ストレッチを通して、心身の不調改善の作業と共に取り組んでいます。 精神的不調については随時カウンセリングを行います。

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